D4h14•D4h14n•D4h14s
 (平面4配位錯体の分子軌道計算に必要なファイル作成)

〜テトラクロロ白金(II)酸([PtCl4]2-)など平面四配位 AB4形錯体のF01, F25を簡単に準備するプログラム〜

 ○必要な情報は、A,Bそれぞれの原子番号と、A-Bの原子間距離(Å)のみです。
 ○入力ファイルは必要ありません。
 ○適当な空ディレクトリで、d4h14 [Enter]と入力するだけです。
 ○プログラムを実行すると、必要な数値の入力をプログラムが求めてきます。
 ○d4h14は、F01、F25、d4h14.outの3つのファイルを出力します。
 ○symOrbにより作成した対称軌道ファイル(F25)が使用されます。
 ○常磁性錯体や総電子数が奇数の錯体の計算の際には、F01を編集してスピン版としてください。
 ○サンプル点数は20000点です。計算精度を高めたい場合はF01を編集して適宜増やしてください。
 ○makef05実行前、F01の電荷を適宜入力してください。
 ○F01の座標はÅ単位、F05およびd4h14.outの座標は原子単位です。
 ○作成されるF25は、dataディレクトリの“d4h14”を“F25”という名前でコピーしているだけです。
 ○d4h14nは、d4h14を実行後、makef05でf05を作成し、ノンスピン版scatを収束するまで回し
  (最大150サイクル)、netc, bndodr, popanl, hlgap, hlgapsなどの周辺プログラムを
  実行するまで、全自動で行う便利なシステム(初心者向け)です。
 ○d4h14sは、d4h14を実行後、makef05でf05を作成し、スピン版scatを収束するまで回し
  (最大150サイクル)、netc, bndodr, popanl, hlgap, hlgapsなどの周辺プログラムを
  実行するまで、全自動で行う便利なシステム(初心者向け)です。

●ダウンロードはこちらから→d4h14.zip [download] 1.45 MB 2006.08.24

D4h14
  ・入力ファイル:なし
  ・出力ファイル:F01, F25, D4H14.OUT
  ・使用方法:d4h14 [Enter]
D4h14n
  ・入力ファイル:なし
  ・D4h14⇒makef05⇒scat計算(ノンスピン版)⇒各種周辺プログラム計算(ノンスピン版)
   を全自動で実行するシステムです。
   scat計算は最大150サイクル回ります(収束した時点で計算は終了します)。
  ・使用方法:d4h14n [Enter]
D4h14s
  ・入力ファイル:なし
  ・D4h14⇒makef05⇒scat計算(スピン版)⇒各種周辺プログラム計算(スピン版)
   を全自動で実行するシステムです。
   scat計算は最大150サイクル回ります(収束した時点で計算は終了します)。
  ・使用方法:d4h14s [Enter]


◎プログラムd4h14の具体的な使用方法解説はこちら

◎ノンスピン版d4h14全自動実行システムd4h14nの具体的な使用方法解説はこちら

◎スピン版d4h14全自動実行システムd4h14sの具体的な使用方法解説はこちら

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岡山理科大学 理学部 化学科 無機元素化学研究室 坂根弦太

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