D8h12•D8h12n•D8h12s(またはab2•ab2n•ab2s)
 (二酸化炭素分子などAB2型直線分子の
 分子軌道計算に必要なファイル作成)

 〜D∞h対称の直線AB2形分子(CO2など)のF01, F25を簡単に準備するプログラム〜

 ○必要な情報は、AおよびBの原子番号と、A-Bの原子間距離(Å)のみです。
 ○入力ファイルは必要ありません。
 ○適当な空ディレクトリで、d8h12 [Enter] ( または ab2 [Enter] )と入力するだけです。
 ○プログラムを実行すると、必要な数値の入力をプログラムが求めてきます。
 ○d8h12(またはab2)は、F01、F25、d8h12.outの3つのファイルを出力します。
 ○常磁性の分子や総電子数が奇数の分子を計算するときは、
   F01の最後の部分を編集してスピン版としてください。
 ○サンプル点数は20000点です。計算精度を高めたい場合はF01を編集して適宜増やしてください。
 ○makef05実行前、F01の電荷を適宜入力してください。
 ○F01の座標はÅ単位、F05およびd8h12.outの座標は原子単位です。
 ○作成されるF25は、dataディレクトリの“d8h12”を“F25”という名前でコピーしているだけです。
 ○d8h12nは、d8h12を実行後、makef05でf05を作成し、ノンスピン版scatを収束するまで回し
  (最大150サイクル)、netc, bndodr, popanl, hlgap, hlgapsなどの周辺プログラムを
  実行するまで、全自動で行う便利なシステム(初心者向け)です。
 ○d8h12sは、d8h12を実行後、makef05でf05を作成し、スピン版scatを収束するまで回し
  (最大150サイクル)、netc, bndodr, popanl, hlgap, hlgapsなどの周辺プログラムを
  実行するまで、全自動で行う便利なシステム(初心者向け)です。

●ダウンロードはこちらから→d8h12.zip [download] 1.45 MB 2006.08.24

D8h12
  ・入力ファイル:なし
  ・出力ファイル:F01, F25, D8H12.OUT
  ・使用方法:d8h12 [Enter] ( または ab2 [Enter] )
D8h12n
  ・入力ファイル:なし
  ・D8h12⇒makef05⇒scat計算(ノンスピン版)⇒各種周辺プログラム計算(ノンスピン版)
   を全自動で実行するシステムです。
   scat計算は最大150サイクル回ります(収束した時点で計算は終了します)。
  ・使用方法:d8h12n [Enter]
D8h12s
  ・入力ファイル:なし
  ・D8h12⇒makef05⇒scat計算(スピン版)⇒各種周辺プログラム計算(スピン版)
   を全自動で実行するシステムです。
   scat計算は最大150サイクル回ります(収束した時点で計算は終了します)。
  ・使用方法:d8h12s [Enter]


◎プログラムd8h12(またはab2)の具体的な使用方法解説はこちら

◎ノンスピン版d8h12全自動実行システムd8h12n(またはab2n)の具体的な使用方法解説はこちら

◎スピン版d8h12全自動実行システムd8h12s(またはab2s)の具体的な使用方法解説はこちら

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岡山理科大学 理学部 化学科 無機元素化学研究室 坂根弦太

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