Td144•Td144n•Td144s
 (テトラカルボニルニッケル錯体などの
 分子軌道計算に必要なファイル作成)

 〜Td対称の正四面体形 A(BC)4形分子([Ni(CO)4]錯体など)のF01, F25を簡単に準備するプログラム〜

 ○必要な情報は、A, Bそれぞれの原子番号と、A-B, B-Cの原子間距離(Å)のみです。
 ○入力ファイルは必要ありません。
 ○適当な空ディレクトリで、td144 [Enter]と入力するだけです。
 ○プログラムを実行すると、必要な数値の入力をプログラムが求めてきます。
 ○td144は、F01、F25、TD14.outの3つのファイルを出力します。
 ○td144は、symOrbにより作成した対称軌道ファイル(F25)を使用します。
 ○常磁性分子や総電子数が奇数の分子の計算の際には、F01を編集してスピン版としてください。
 ○サンプル点数は20000点です。計算精度を高めたい場合はF01を編集して適宜増やしてください。
 ○makef05実行前、F01の電荷を適宜入力してください。
 ○F01の座標はÅ単位、F05およびTD144.outの座標は原子単位です。
 ○作成されるF25は、dataディレクトリの“td144”を“F25”という名前でコピーしているだけです。
 ○td144nは、td144を実行後、makef05でf05を作成し、ノンスピン版scatを収束するまで回し
  (最大150サイクル)、netc, bndodr, popanl, hlgap, hlgapsなどの周辺プログラムを
  実行するまで、全自動で行う便利なシステム(初心者向け)です。
 ○td144sは、td144を実行後、makef05でf05を作成し、スピン版scatを収束するまで回し
  (最大150サイクル)、netc, bndodr, popanl, hlgap, hlgapsなどの周辺プログラムを
  実行するまで、全自動で行う便利なシステム(初心者向け)です。

●ダウンロードはこちらから→td144.zip [download] 1.45 MB 2006.08.24

TD144
  ・入力ファイル:なし
  ・出力ファイル:F01, F25, TD144.OUT
  ・使用方法:td144 [Enter]
Td144n
  ・入力ファイル:なし
  ・Td144⇒makef05⇒scat計算(ノンスピン版)⇒各種周辺プログラム計算(ノンスピン版)
   を全自動で実行するシステムです。
   scat計算は最大150サイクル回ります(収束した時点で計算は終了します)。
  ・使用方法:td144n [Enter]
Td144s
  ・入力ファイル:なし
  ・Td144⇒makef05⇒scat計算(スピン版)⇒各種周辺プログラム計算(スピン版)
   を全自動で実行するシステムです。
   scat計算は最大150サイクル回ります(収束した時点で計算は終了します)。
  ・使用方法:td144s [Enter]


◎プログラムtd144の具体的な使用方法解説はこちら

◎ノンスピン版td144全自動実行システムtd144nの具体的な使用方法解説はこちら

◎スピン版td144全自動実行システムtd144sの具体的な使用方法解説はこちら

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岡山理科大学 理学部 化学科 無機元素化学研究室 坂根弦太

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