【１】DV-Xαのインストール

〜黄色い本“はじめての電子状態計算”付録CD-ROMより、DV-Xαプログラム一式をパソコンにインストールします。〜

◎１．書店等で、「はじめての電子状態計算　■DV-Xα分子軌道計算への入門■」足立裕彦監修、小和田善之、田中功、中松博英、水野正隆共著、三共出版、第4刷2003年2月10日、本体2500円＋税、ISBN4-7827-0392-9、を入手します。

◎２．「はじめての電子状態計算」の8〜10ページに従って、DV-Xαプログラム一式をパソコンのハードディスクにコピーします。具体的には、書籍に付属しているCD-ROMをパソコンのCD-ROMドライブに挿入し、\DVXAをディレクトリごとパソコンのハードディスク（Ｃドライブ）にコピーするだけです。\DVXAの容量は、約53.9MBです。

◎３．以下、Windows XPの場合で説明します。コピーした\DVXAディレクトリのアイコンをマウスで右クリックし、表示されるプルダウンメニューの中からプロパティ(R)を選び、一番下あたりの属性：の箇所の「読み取り専用(R)」のチェックを外し、【OK】ボタンをクリックします。

◎４．C:\WINDOWS\system32\cmd.exeのショートカットを作成してデスクトップに置きます。

◎５．ショートカットの名前は、「cmd.exeへのショートカット」となっていますので、【DVXA】という名前に変えます（DV-Xaでも、DV-Xαでも、dvxaでもかまいません）。

◎６．上で作成したショートカットアイコンのプロパティをマウスの右クリックで開きます。

◎７．ショートカットタグのページで、

　　　　　　リンク先(T): C:\WINDOWS\system32\cmd.exe

　　　　となっているのを、

　　　　　　リンク先(T): C:\WINDOWS\system32\cmd.exe /K setdvxa.bat

　　　　としてやります。さらに、

　　　　　　作業フォルダ(S): C:\WINDOWS\system32

　　　　となっているのを、

　　　　　　作業フォルダ(S): C:\dvxa

　　　　とします。

　　　　【OK】をクリックしてプロパティのウィンドウを閉じます。

◎８．上で作成したショートカット【DVXA】をクリックすれば、DV-Xα計算環境が立ち上がります。計算環境を閉じる（終了する）際には、exit[Enter]と入力します。

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