【3】VENUSとcontrdのインストール
- 〜三次元可視化プログラムVENUSと、DV-Xαで出力したバイナリーファイルf09とf39から三次元の電子密度、静電ポテンシャル、波動関数をテキストファイルに出力するためのプログラムcontrdを、パソコンにインストールします。〜
- ◎1.VENUS(Visualization of Electron/NUclear densities and Structures)は、4つのプログラム、《1》電子・核密度を三次元で可視化するプログラム【VEND(Visualization of Electron and Nuclear Densities)】、《2》結晶構造を三次元で可視化するプログラム【VICS(VIsualization of Crystal Structures)】、《3》PRIMA(PRactice Iterative MEM Analysis)、《4》ALBA(After Le Bail Analysis)からなっています。そのうちの《1》VENDと《2》VICS、およびcontrdというプログラムを連携して用いることにより、DV-Xα計算結果の電子密度、静電ポテンシャル、波動関数の三次元可視化は実現しました。VENUSは、美しく、明快で、迫力ある3D画像を作成してくれます。VENUSのプログラムとマニュアルは、VENUSの作者泉富士夫先生のウェブページ泉 富士夫の粉末回折情報館よりダウンロードしてください。
DV-Xα計算結果の電子密度、静電ポテンシャル、波動関数の情報を、VENDで読めるようにテキスト形式で吐き出すプログラム【contrd】も泉富士夫先生のウェブページ泉 富士夫の粉末回折情報館で、あわせてダウンロードできます。
【contrd】は、足立裕彦先生の書かれた2次元の波動関数等高線図作成プログラム【contr】を、VENDで読めるべく3次元作画に必要なデータを吐き出すよう、大阪大学の水野正隆先生が拡張された便利なプログラムです。水野先生の【contrd】と泉先生の【VENUS】により、DV-Xα計算結果の様々な情報の三次元可視化は実現しました。
- ◎2.まず、泉富士夫先生のウェブページ泉 富士夫の粉末回折情報館を開き、【3D Visualization System VENUS】をクリックしてください。3D Visualization System VENUSについての情報は、すべてこのページに書かれております。
ダウンロードするには、
11. Archive files for the VENUS package
11.1 Windows version
で、
1.VENUS system
・VENUS: VENUS.tbz (20**/**/**; **.* MB)
2.File converter for SCAT
・contrd: contrd.tbz (20**/**/**; *** KB)
とあるのを、ダウンロードすればOKです。
(WindowsXPの場合、マウス右クリックで「リンク先を保存」です)。
VENUS.tbzは10MB前後、contrd.tbzは500 KB前後です。
- ◎3.tbzファイルは圧縮ファイルですので、適当な解凍ソフト
例えば、解凍レンジで解凍してください。
VENUS\contrd\Readme_contrd.txt が【contrd】の説明書です。
- ◎4.contrd\exec\ の中にあるファイルを c:\dvxa\exec\ にコピーしてください。
- ◎5.contrd\LSCAT\ の中にあるファイルを c:\dvxa\lscat\ にコピーしてください。
- ◎6.contrd\object\ の中にあるファイルを c:\dvxa\object\ にコピーしてください。
- ◎7.contrd\SCAT\ の中にあるファイルを c:\dvxa\scat\ にコピーしてください。
→ もくじに戻る
坂根ページへ/化学科ページへ
岡山理科大学 理学部 化学科 坂根弦太
ご意見・ご質問は下記まで
gsakane@chem.ous.ac.jp